近年、婚活パーティーや出会い系イベントより、スマートフォンの出会いアプリを利用する人が増えています。場所や時間が限られているイベントなどよりも、自分のペースでしっかり相手と交流を深めたいという人には出会いアプリが最適でしょう。アプリ上にはブログや掲示板、メッセージなど様々な便利機能が用意されており、お互いへの理解を深めてから、実際に会うかどうかを決めたいと考えている人にとって大きなメリットだと言えます。

しかし、そのようにアプリ上で親交を深めたとしても、それでお互いについて完璧に理解し合えたとは言えません。お互いに知りたいこと、必要な情報は交換していたつもりだったのに、いざ実際に会ってから相手の意外な部分を知ってびっくりしたなんて人もいるのではないでしょうか。特に、好みや趣味などの嗜好は相手を理解しやすいようでいて難しいポイントのひとつなのかもしれません。ですが、「十人十色」という言葉があるように、人はそれぞれ違うことが当たり前の存在です。好きなものや嫌いなものが違うのも当然のことで、それを問題視する必要はありません。ただし、お互いの好きなものや嫌いなものについて把握しておくと、話題を選ぶ際に役に立つという程度でしょう。

もし、自分の好きなものを恋人が嫌いだった場合、もしくは、恋人の好きなものを自分が嫌いな場合には、お互いに「あの人はこれを好きなのだ」と把握するにとどめて、それに対してコメントしたり批判したりすることは避けましょう。誰でも自分の好きなものをけなされれば、相手が恋人でも不快な気持ちになるものです。恋愛に限らず、人間関係において、「この人はこういう嗜好を持っているのだ」「自分はわからないが、きっと良いところがあるのだろう」と認めてあげることが大切なのです。どうしても我慢できないから、恋人を自分に合わせよう、もしくは恋人に自分を合わせようなどと考えていると、その無理がたたっていずれ関係は破綻してしまうでしょう。